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でっかい独り言、内緒話に戯言三昧

でっかい独り言、内緒話に戯言三昧

水たまりの深さ

 朝とは全然違う服で帰ってきた雨の日のこと。(お嬢の学校では、泥だらけになるのが日常茶飯事なので、常に着替えが学校においてある) 「お
着替えに靴下入れ忘れてたの」2学期が始まる際に、自分で着替えを揃えたのだが、その時に入れ忘れたのだと言う。「ふーーん」と返事をしながら足下をみると、グレーの靴下をはいている。うちにはグレーの靴下がないので「誰かにかりたの?」と聞くと「ううん、自分の」はい???よーーーくみると白い靴下が泥で染まっていたのだ。家についてから話しを聞くことにした。

 お嬢の学校はかなり広く、敷地内は鋪装されていない。学校全体が森の様になっているのだ。雨が続くと立派な(?)水たまりがそこここにできる。朝、正門をはいって少し行ったところに、それはそれは立派な水たまりがあったんだそうだ。つい深さはどれぐらいかなぁと、長靴をはいていることもあり、つんつんと底を確かめようとして、滑ってバランスを崩してしりもちをついたんだそうだ。朝、先生は教室で子供達を待っている。泥だらけで登校したお嬢に「着替えましょ」といい、なぜこうなったかを聞いた後、「長靴は丈の長い方がいいわね」とおっしゃったのだそうだ。そうだねぇ、水たまりに入るなって方が無理だわねぇ。

 入学して半年、ますます悪ガキ系へと傾倒して行く。いいことだとほくそ笑んでいる私達。校内には登っていい木もある。実のつく木もたくさんある。まずはたくましく育っておくれね。


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